CLIでスクリプトを実行する

CLIからnpx accel runコマンドを使用してスクリプトを簡単に実行できます。このコマンドは初期化されたデータベース接続で動作し、内部でViteを活用しているため、TypeScriptファイルを直接渡すことができます。

スクリプト内で以下の関数のいずれかが定義されている場合、自動的に実行されます：

• export defaultとしてエクスポートされた関数
• mainとしてエクスポートされた関数

スクリプトファイルと実行例

src/scripts/sample.ts

import { Account } from "./models/index.js";

export default async () => {
  const count = Account.count();
  console.log(`アカウント総数: ${count}`);
};

$ npx accel run src/scripts/sample.ts
アカウント総数: 10

カスタムCLIコマンド

スクリプトの実行に加えて、src/commands/ディレクトリ下のファイルにカスタムCLIコマンドを登録することもできます。これにより、データベース接続が初期化された状態で独自処理を実行できます。

カスタムコマンドの作成

src/commands/hello.ts

import { program } from "accella/cli";
import { Account } from "../models";

program
  .command("hello")
  .description("Helloコマンド")
  .action(() => {
    console.log("Hello from Accella!");
    const count = Account.count();
    console.log(`アカウント総数: ${count}`);
  });

カスタムコマンドの実行

# コマンドを実行する
$ npx accel hello
Hello from Accella!
アカウント総数: 5